
業界/業種 | Industry
ファッション/メディア
SEO最適化、CMS移行、バイリンガルPM、広告運用対応
技術スタック | Technologies
グローバルCMS, Google Docs, Confluence, Search Console
- クライアント:合同会社コンデナスト・ジャパン
- プロジェクト名:CMSマイグレーション+SEO最適化支援
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セールスポイント
01
日本市場特有の要件に対応したグローバルCMS移行
02
SEO構造の再設計による検索性と整合性の向上
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バイリンガルPMによるグローバル × 国内の橋渡し
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課題
旧CMSにおける運用負荷とSEO構造の複雑化
合同会社コンデナスト・ジャパン様が展開するファッションメディア「GQ JAPAN」では、長年のCMS運用によりコンテンツ構造が複雑化していました。特に、タグ管理やSEO設定が属人的で煩雑となっており、編集チームの負荷は年々増加。加えて、日本独自のPVカウント仕様や広告配信ロジックが旧CMSに依存していたため、グローバル共通のCMSへ移行することが困難な状態でした。
他国と共通のCMSへ統合する一方で、日本市場特有のUXやSEO要件を維持する必要があるという、技術的にも運用的にも高度なバランスが求められる状況にありました。
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ソリューション
グローバルCMSへの移行と日本市場最適化を両立
私たちはまず、GQ JAPANにおける既存のコンテンツ構成とシステム仕様を可視化し、記事・画像・タグ・広告の各要素について詳細な整理を行いました。そのうえで、グローバルCMSへの段階的なマイグレーション計画を策定。日本独自のPVカウント方法や、特にモーダル型ギャラリーに関するPV集計ロジックを保持する形で新CMSに組み込む調整も並行して進めました。
SEO面では、従来のタグ体系を再設計し、内部リンク構造やクローラビリティを改善。Search Consoleによる事前シミュレーションと技術検証も行い、検索エンジンに対して一貫性のある構造を提供しました。バイリンガル体制でグローバルチームとの仕様調整を円滑に進めつつ、日本側の運用要件も的確に反映。テスト環境による移行リハーサル支援を通じて、編集・広告各チームの不安や負荷の軽減も図りました。

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結果
編集運用の安定化とSEO精度の向上を同時に実現
CMS移行後も、既存のPVカウント仕様や広告ロジックを維持することで、日本市場向けのユーザー体験を損なうことなく、グローバルCMSの恩恵を享受できる基盤が構築されました。タグ設定や構成ルールが明確化されたことで、編集業務の属人化が解消され、日々の運用負担が軽減。更新の安定性とスピードが向上しました。
また、内部構造の見直しにより、検索エンジン上でのインデックス状況や特定カテゴリの順位改善が確認され、SEO面でも一定の成果を得ることができました。グローバル標準のCMSを採用しつつも、日本市場特有のニーズに柔軟に対応できるアーキテクチャを実現したことで、今後のブランド横展開や他プロダクトへの応用も視野に入る成果となりました。

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実績概要
- クライアント:合同会社コンデナスト・ジャパン(業種:ファッション/メディア)
- プロジェクト名:GQ JAPAN CMSマイグレーション対応
- 課題:旧CMSのSEO構造と広告配信設定の複雑化、編集運用の属人化、グローバルCMSへの移行要請
- 提供内容:
- CMS移行設計・仕様調整(記事/画像/タグ/広告)
- PVカウントルールの保持とモーダルPV対応
- SEO構造最適化(タグ構成・内部リンク・クローラビリティ)
- バイリンガルでのPM支援、テスト・移行リハーサル支援
- 成果:
- グローバルCMS移行後も日本独自仕様を保持
- 編集運用の効率化と安定化を実現
- SEO精度の向上と検索露出の改善
- 開発期間:約5ヶ月(準備含む)
- 費用帯:500万円〜1000万円
- 技術スタック:グローバルCMS, Google Docs, Confluence, Search Console
- 公開URL:https://www.gqjapan.jp