
業界/業種 | Industry
コンシューマーアプリ / フードテック
宿泊業・飲食サービス業
技術スタック | Technologies
Next.js, Firebase, Google Cloud MySQL, TypeScript, Figma, Firestore, Firebase Hosting, Crontab, SendGrid
- クライアント:WEat
- プロジェクト名:食材提案型レシピ検索Webアプリ(Phase 1〜2進行中)
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セールスポイント
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家庭の制約に対応するレシピ提案ロジックをゼロから設計・実装
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スクレイピング+正規化処理を含む高度なデータ整備・自動マッチング技術
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モバイル特化UIと広告収益基盤を含む事業性を意識した開発体制
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課題
SEO順位ではなく、家庭に本当に合うレシピが知りたい
WEat様は、宿泊業や飲食サービスを営む中で、「家族の健康と食事の喜び」を軸にした新規事業として、レシピ検索体験の再構築を目指していました。従来のレシピ検索では、Googleや主要なレシピサイトで上位に表示されるのはSEOに強いレシピが中心であり、必ずしも「家庭の条件に合っていて、実際に作りやすく、美味しい」といった観点で最適化されているわけではありません。
特に、家族にアレルギーがある、使える食材が限られている、調理器具が少ないなどの制約がある家庭では、一般的な検索結果では実用的なレシピにたどり着けないことが多くありました。これらの現実的なニーズに対応できるような、個人の食環境に応じて柔軟にレシピを提案できる検索サービスが求められていました。
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ソリューション
食材とレシピの自動マッチングエンジンを構築
私たちは、ユーザーごとに登録可能な「キッチンデータベース」(食材、調味料、アレルギー、調理器具など)と、食品メーカーから取得したレシピデータを自動でマッチングする検索エンジンを構築しました。レシピデータはAjinomotoなどの公開レシピをスクレイピングし、調理条件や栄養成分などのメタ情報を付与。さらに、じゃが芋/ジャガイモ/じゃがいもといった表記ゆれに対応できる正規化処理も実装しました。
UIはモバイル特化型で設計され、2ステップ以内で直感的に目的のレシピに到達できる検索体験を提供。お気に入りや閲覧履歴機能に加え、Google Adsによる広告収益基盤も構築されました。開発はフェーズ1(Web MVP)とフェーズ2(広告・データ拡張)に分けて進行され、今後はアプリ化やデータ連携による事業展開が見込まれています。

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結果
検索体験が家庭の習慣に変わり、事業成長の起点に
リリース直後からSNS上では好意的な反応が集まり、「自分の冷蔵庫にある食材でレシピが出てくるのが画期的」「子どものアレルギー条件でも使える」といった声が寄せられました。UIの評価も高く、日常的に利用されるツールとしての手応えが得られています。
現在はWeb MVPの検証を終え、広告やレコメンド機能の追加、銀行融資を見据えた事業計画の策定も進んでおり、家庭に優しいサービスとしてだけでなく、食の選択肢を広げる社会的プロダクトとして、着実に成長を続けています。

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実績概要
- クライアント:WEat(業種:宿泊業・飲食サービス業)
- プロジェクト名:食材提案型レシピ検索Webアプリ(Phase 1〜2進行中)
- 課題:SEOに依存したレシピ検索体験、アレルギーや環境に合った検索が困難
- 提供内容:
- キッチンデータベースとレシピの自動マッチング機能開発
- スクレイピング+メタ情報追加によるデータ整備
- モバイル最適化UI/広告基盤構築
- 成果:
- SNS上でのポジティブな初期評価
- レシピ検索が習慣化し、事業拡張の起点に
- アプリ化・融資獲得など次フェーズへ移行中
- 開発期間:
- Phase 1:2024年4月〜7月(検索/管理画面)
- Phase 2:2024年8月〜12月(広告・拡張)
- 費用帯:〜500万円
- 技術スタック:Next.js, Firebase, Google Cloud MySQL, TypeScript, Figma, Firestore, Firebase Hosting, Crontab, SendGrid
- 公開URL:https://www.kondate-weat.com