越境EC×伝統工芸 新規事業の立ち上げを伴走支援

伝統工芸小売 / D2Cブランド / 越境EC
宿泊業・観光サービス業

Shopify, Liquid, HTML/CSS, Shopify Apps(Langify 他), Shopify Payments, Instagram/Facebook連携, Google Analytics

  • クライアント:株式会社ジュネイ
  • プロジェクト名:越境EC × 伝統工芸 新規事業の立ち上げ

ゼロからの越境EC立ち上げを一気通貫で伴走支援

ブランドの世界観を正確に表現する多言語・多通貨対応設計

持続可能な運用を前提にした自走支援型アプローチ

伝統と想いを越境で届けるために
ゼロから事業をつくる必要があった

株式会社ジュネイ様は、宿泊業・旅館業を中心とする企業でありながら、「自分たちが心から良いと思える日本の工芸品を、世界中に届けたい」という想いから、新たに越境ECを活用したD2Cブランドの立ち上げを構想されていました。

しかし、構想の段階では、販売モデルの成立性やターゲット設定、ブランド表現の方法において多くの検討課題があり、事業化に向けた手応えを得るには至っていませんでした。加えて、社内にはEC構築やSNS運用、マーケティング設計の体制が整っておらず、構想から販売・運用までをワンストップで支援できるパートナーが必要とされていました。

仮説から実装、SNS設計までを8ヶ月で共創

私たちは、事業の初期仮説構築から伴走し、ヒアリングやSNS分析を通じてペルソナの設定やブランド価値の言語化を支援しました。その後、MVP(Minimum Viable Product)として、Shopifyをベースにした越境ECサイトを構築し、多言語・多通貨対応に加え、タグ設計やUIデザインによってブランドの世界観を正確に表現する構成としました。

さらに、InstagramやFacebookとの連携、投稿戦略、トーン設計を含めたSNSマーケティング体制を設計。社内チームが自走できるように、運用マニュアルや投稿ルールも整備しました。事業立ち上げを“販売して終わり”にせず、将来的な拡張と持続的運用を前提とした支援体制を構築しました。

構想がブランドに、ストアが戦略の核に変わった

MVPとして構築したShopifyストアは、ブランド構想を「見える化」する場となり、社内外での評価獲得につながりました。SNSを中心にユーザーとの接点が生まれ、法人パートナーからの提携相談も増加しています。

また、越境販売の仕組みを早期に実装できたことで、次フェーズとしての販路拡張やシリーズ展開も視野に入った戦略設計が可能となりました。ジュネイ様にとってこのプロジェクトは、単なるEC構築ではなく、伝統を次世代に届けるための「事業基盤」として機能しています。

  • クライアント:株式会社ジュネイ(宿泊業・旅館業/新規事業:伝統工芸×EC)
  • プロジェクト名:越境ECブランド事業構築(Shopify構築+事業実装)
  • 課題:構想段階からの販売モデル検証、ブランド表現の設計、社内に運用体制なし
  • 提供内容
    • 事業仮説・初期戦略の構築支援
    • Shopify構築(多言語・多通貨対応)
    • SNSマーケティング設計と運用体制整備
    • 商品登録・決済・配送設定、CV動線設計
  • 成果
    • ストアによるブランドの可視化と評価獲得
    • SNSからのファン形成と法人連携の増加
    • 次フェーズへの拡張性を見越した基盤構築
  • 開発期間:約8ヶ月(構想整理〜MVPローンチ)
  • 費用帯:1000万円〜2000万円
  • 技術スタック:Shopify, Liquid, HTML/CSS, Shopify Apps(Langify 他), Shopify Payments, Instagram/Facebook連携, Google Analytics
  • 公開URLhttps://juneiexperience.com/